【超簡単】怠惰の克服のためのお手軽ルール

すぐサボっちゃって、物事が進まないんですよねー…

あー…わかります…怠惰ですねぇ…

と、アリそうで無い会話ですが「ついサボっちゃう」でお悩みの方は、意外と多いようです。

実際に、Yahooの知恵袋で「サボっちゃう」を検索すると、以下のような結果に…

Screenshot

なんと!検索結果は196,095件。
いち、じゅう‥って数えてしまった方。お仲間です。

「サボる」に関しては、みんなお悩みのようですね笑

そこで今回は「サボっちゃう」という方に向けた、超簡単な行動科学的解決法を伝授します。

年齢問わず、今日から使えるので、ぜひお試しください。

申し遅れました。
私、行動デザインコンサルの櫻井と申します(プロフはここから

行動の仕組みを利用して、経営者や組織の行動変容をお手伝いします。
例えば

うちのスタッフは、顧客のヒアリングが甘い。もっと興味を持って接してほしい

みたいなお悩みを、行動から解決するために伴走してるんですね。
「マインドの問題じゃないの?」

いえいえ。行動からマインドも変わります笑

さて、本題にいきましょう。

怠惰を克服できる超簡単な方法

誰でも、すぐ動き出せる行動科学を使った超簡単な方法。

それは2つの要素からできています。

  • 行動を起こす合図をつける
  • 最小限のハードルで設定する

この2つで、誰でも動き出せるようになります。
驚きですねー!

ほんとかよ!と思ったあなた。
ぜひ今日から挑戦してみてください笑

では、それぞれ解説しましょう。

行動を起こす合図をつける

大前提の話、私たちの行動と心は「切り離して」考えることができます。

それはもぅ、条件反射的に無意識に動いてしまうレベルです。
あなたも、思い当たることがありますよね?
気づけばやってるクセや日課。誰もが1つはあるはずです。

私たち動物の行動は、身を置いてる環境の影響を強く受けます。

例えば、自衛隊員がラッパの音で飛び起きる動画をSNSで見たことありませんか?

普通の生活環境でラッパがなっても、あなたは驚くだけで飛び起き服を準備して部屋を飛び出す行動をするでしょうか?

SNSの動画では「休日」に試しても、見事な速さで準備して飛び出してました笑
これこそ、行動を起こす合図の力ですね。

行動科学では「弁別刺激」と言います。

弁別刺激

弁別刺激(Discriminative Stimulus、SD)は、特定の行動を引き起こすきっかけとなる環境の手がかりや信号のことです。この刺激は、ある行動が強化される(報酬を得る)かどうかを示すもので、行動の頻度や発生をコントロールする重要な要素となります。

例を挙げるとしたら

  • 赤信号で止まる
  • 授業のベルで席に座る
  • アラームが鳴ったら消す

みたいな、小さなものがイメージしやすいですね。

いってしまえば、その場の特徴を学習することで無意識に体が動いちゃう!
みたいな感覚です。(思い当たるでしょ?)

これって「学習性」なので、年齢関係なく新たに作ることができるんですね。

なので「手を叩く」なんかも簡単で使いやすいし「よいしょ」みたいな掛け声もOKです。

とにかく、行動を起こす合図を作ってしまうだけで、サボり癖は半分クリアします。

最小限のハードルで設定する

基本、私たちって省エネなんですよね。

なので、動き始める時にすごく負担を感じる。
で、面白いのが動き始めたら「途中でやめる」ことも、めんどくさい。
やり切りたくなるんです笑

つまり、

最初の1歩を踏み出してしまったらゴールまで行っちゃいたくなる生き物です。

じゃあ、この「最初の1歩」に相応しいハードル設定って、どの程度のものでしょうか。

例えば

  • 本を読むなら、本に触るだけ
  • ブログを書くなら、ツールを立ち上げるだけ
  • 風呂に入るなら服を脱ぐだけ

この〇〇するだけが、あなたの行動を引き出す重要な要素です。

よくあるのが

「まずは1行から読んでみましょう」

的な設定ですが、もちろんこれもOKです。
ですが、人によっては1行も大変で続かないって方もいるので、最小単位を目指すのがいいです。

モチベーションを上げる行動科学

モチベーションに頼るのは、行動科学の本筋とは少し外れる気がします。

もちろん、モチベーションは大切です。
過去の記事に内発的動機づけと外発的動機づけについて話している記事があるので、気になる方はそちらを四えもらってもいいと思います。(記事はここから)

でも、モチベーションを上げるには、課題の設定や環境の設定が非常に重要です。
行動の1歩を踏み出して、進み続けるような設定を見つけることがモチベーション維持に貢献します。

モチベーション維持に関わる事項
  • 目標設定
  • 確立操作(確立じゃないよ)
  • 行動の連鎖分析
  • 報酬の設定
  • 報酬発生のスケジュール

ざっと上げるだけでも、これだけ関わるものがあります。

個人によってモチベーションを維持するために必要となるポイントが違うので、1回話を聞いてみる必要があります笑

今回、提案している「行動の合図」は、目標設定・確立操作・行動の連鎖分析・報酬の設定の部分に関わってくる「きっかけ」になります。

また、特にこの中で「怠惰克服」に効果的なものを1つ挙げるとしたら確立操作です。

ここは行動を起こすきっかけに関わる部分なので、先延ばしにするクセがある方には非常に効果が期待できる部分になります。

今日はここまで。
パッと動けるようになると、機会損失も防ぐことができます。

それに、パッと動かない相手にも動くきっかけを与えることができるのもメリットですね。
誰でも使えるので、ぜひ活用してください。

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基本、全てオンラインでの対応となりますので、ご了承ください。