ストレスフリーな職場環境の作り方

SNSでは「マインド」とか「心」が重視される投稿が多いって感じます。

確かに大切なんですが、そればかり意識してもうまくいかないのが実際のところ。

現に、友人の経営者もビジネスでのハードルを感じた結果、心理学に行き着いた上で、行動科学の重要性や効果を実感してくれています。

というのも、

行動の多くは「環境」が強く影響してるわけです。

職場の環境を少しいじっただけでコストかけずに、ストレス激減してパフォーマンスが上がったらめっちゃ良く無いですか?

今日は、そんな環境に意識してストレスフリーな職場環境を作るをテーマにお話しします。

物理的・心理的環境を最適化

私たちの行動は、行動した前後でどんな環境変化が起きたか。ってところがすごく重要なんですね。

すっごいシンプルな話なんですが

例えば、物理的な環境だと、仕事に取り掛かるまでにめんどくさい工程が増えるほど動機は下がるし

仕事の直後に、わかりやすいOKが出ない。

例えば、チェック体制がやたらと多い。
みたいな環境があるだけでも、行動頻度は減少につながるんです。

心理的な環境で言うと、常に職場に音がなっているような環境だと

逆に静かな休憩スペースを設けることで、メリハリがついて効率的に休憩と仕事の時間を切り分けられます。

シーンが変わったことを心理的に切り替えられる環境づくりをすることで、効果的にON/OFFを切り替えることができるようになります。

ここって、繰り返し体験することで考え方や習慣に変化しますから実は超重要なんですね。

時間管理で仕事の圧迫感を減らす

緊急でないタスクに時間を取られる。
これがなくなるだけで、かなり仕事の時間が捻出されますよね?

そもそも、

人間って与えられた時間や資源を
使い切ってしまうっていう行動パターン
を持っているんです。

だからこそ、普段からタスクの断捨離を意識するのは凄く重要。

私のお客様とのセッションではパレートの法則を意識したワークで、この考え方を身につけるよう進めます。

何に注力して時間を使うか。

ということを普段から考えるだけでも、行動は大きく変わります。

ただね

いきなり行動のパターンって変わらないんですね。

これが本当に悩むところ。

実際に、その問題の行動が維持されていた期間が長ければ長いほど、
行動を変化させていくのには根気強く時間をかけます。

もちろん、行動科学の中にはいろんな介入の方法があるので、
環境や相手の性質に合った方法を処方する感じなんですが。

めっちゃ重要なことなんで、太文字で書きますが、動物が一番苦痛なのは

変化がないこと

ですからね。

だからこそ、時間の使い方を最適化して、ストレスを減らすように管理をしていく。

職場環境を変えることができる力を持ってる人であれば、ぜひここを整えてあげてほしいです。

チーム内でのコミュニケーション

コミュニケーションがうまくいかない。

これもすごいストレスですね。

いろんな業種の方々にお会いして共通しているのが

コロナの前後でコミュニケーションの質が変化した。

これを共通しておっしゃってました。

そもそも、コミュニケーションがうまくいくために重要なことって、自分の伝えたいことが正確に相手に伝わることがポイントになります。

ところが、

難しいことに、自分が伝えたいことを正確に言葉にするのが難しい人もいらっしゃるのも事実。

結局何が伝えたいの?

となってしまうと、しんどいですよね笑
(私は妻に叱られてる時の説明で、よくこれを言われます…)

まず、自分が何を望んでいるのかを明確にする。

このステップを飛ばしてしまうと、伝わるものも伝わりませんのでその望みを具体化することをお勧めします。

人は言ったこと「しか」伝わりません。

なので具体的に伝えるという行動が、円滑なコミュニケーションには必須なんですね。

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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