情報社会で生きていると、常にデジタルに晒されてますね笑
気づけば何時間もPCやスマホ触ってたり…
特に気をつけないといけんのが、SNSって使い続ける仕組みづくりがされてるので、気づけば中毒的に使ってることも。
実際に使用時間が長くなって、お悩みの相談を受けることもありますし。
そこで今日は、デジタルデトックスをテーマにSNSから遠ざかる方法をご紹介します。
デジタル疲れの影響
デジタルデトックスがトピックとして上がるのも、デジタルの悪影響があるからです。
そもそも、デトックスって言われるくらいなので、毒素っぽく扱われるんですね笑
デジタルに触れる時間が長時間になることで、体にもかなりの影響があるようです。
簡単にピックアップした内容だと、こんな感じ
うわぁ…。
なんか、生きづらそう。
ってか、これ私にもすでに現れてますね笑
最近ブログもいっぱい書いてますし。(よかったら他の記事も見てね)
症状一覧を見ると、SNSでよくキャッチコピーで使われてる単語が多いですね笑
ってことは、やはり多くの方が悩んでいる症状ということでしょうか。
デジタルデトックスのメリット
かなり生きづらくなる症状がデジタル疲れにはあるようで、やっぱりデジタルデトックスの必要性は重要ですね笑
あの有名な「ChatWork」が提供している記事にも、デジタルデトックスの必要性が発信されていました。
では、具体的にメリットは?
一言で言うと
「心身の健康を保つ」
にあります。
デジタル疲れの症状一覧
目の疲れがスッキリ
肩こりが解消されて軽くなる
頭痛が無くなり頭が軽い
不眠が解消!スッキリぐっすり
集中力爆上がり
冷え性解消でポカポカ。
快便
腰痛が解消されて機動力アップ
腹痛がなくなってストレスフリー
そりゃそうですね笑
デジタルのせいで生まれた問題が解消されるわけですから、こうなりますね。
イメージですが、めっちゃ健康でバリバリ元気になりそう笑
やっぱり、定期的なデジタルデトックスは必要ですね。
でもね
デジタルデトックスを始める!ってなると、丸1日とかデバイスに触れない。
みたいなことって、経営者にとっては現実的じゃないですよね?
スマホの充電が切れる・PC扱わない。
これが機会損失につながるわけですから、そんなリスクは取れないわけです。
ただ、すでに体や心にデジタルの悪影響が出ていて、それを体感されているのであれば今すぐにでも何かしら対策をした方がいいですよね?
だって
今すでに影響が出てるのに、これが1年3年と続いてもっとヤバくなるわけですよね。
ほっといても解消することは絶対ないので、年々辛くなっていくと考えると、絶対仕事のパフォーマンスも下がります。
その下がっているのを、甘んじて受け入れる。
なんてことは、おそらく経営者の方々の性質上、許さないでしょうから、無理をし続けるチキンレースに突入する羽目になります。
具体的なデジタルデトックスの行動科学アプローチ
さて、そんなチキンレース真っ只中の皆さんに、いきなりデトックスを開始する!
なんて、もちろんハードルがデカすぎるので、もっとマイルドにデジタルデトックスを導入する方法を考えていきましょう。
可能な限り無理のない方法を提案しますので、カスタマイズして導入してくださいね。
ちなみに、行動科学では1つの行動形成や行動変容、問題行動の対応に幾つかの手法を組み合わせてアプローチかけます。
今回は下の6個の手法を組み合わせて「可能な限り無理ないデジタルデトックスを達成する」に重きを置きました。
1:目標設定
まず目標を設定しましょうか。
どこまで行きたいのか、目的地を決めるだけで必要な行動やハードルの高さが決まってきます。
ここでは達成目標ではなくて、行動目標を決めると良いですね。
90分デバイスを触らずに読書する
なんかが良いです。
また、デバイスを触ることと同時に成立しない行動を目標に置くことで、より効果が期待できるんです。
2:シェイピング
段階的な目標を設定して、徐々に最終目標に近づきます。
いきなりはできない行動でも、徐々に形を近づけることで、達成します。
これはイルカの業界でも非常に重要な技術で、例えばイルカに体温測定を教えるときにも、必ずこの「シェイピング」をして教えます。
蛇足の話ですが、イルカの体温測定は肛門に人間用のコードタイプの「直腸体温計」を15〜20センチ入れて測定します笑
平熱が36〜37℃なので、あなたと平熱が同じなんですね。熱があったら抗生物質やら飲ませます。
ステップ1
最初の週は、1日10分間デジタルデバイスを使わない時間を設定。
ステップ2
次の週は、その時間を1日30分に増やす。
ステップ3
徐々に時間を増やし、最終的に1日2時間に到達するまで続けます。
シェイピングのイメージです。
徐々に求める形に作り上げていきます。
この時は、成功体験を積み上げることが重要なので、それを意識したハードルの設定をするのが重要です。
3:系統的脱感作
2では「行動を作る」を意識したアプローチでしたが、この時代デジタルデバイスを手放すなんてナンセンスだ!と言うくらい、私たちはデバイスに依存しています。
なので、デバイスを手放すことで発生する「不安」に慣れる手続きを踏まないと、結局元の状態に戻ってしまうんですね。
でもね
当然ですが、急に不安が消えることなんて、基本ないんです。
むしろ急に手放すことで、もっと依存してしまう可能性も十分にあるので、要注意。
そこで脱感作です。
徐々に刺激に慣れる手続きを行います。
系統的脱感作では、下のような流れを作ります。
ステップ1
最初の週は、デジタルデバイスを使わない10分間のリラックスした時間を確保。
ステップ2
次の週は、深呼吸や瞑想を取り入れる。
ステップ3
最終的に、デジタルデバイスを使わない2時間をストレスなく過ごせるようにする。
徐々に刺激に慣れるプロセスなので時間はかかりますが、効果が維持しやすいと言うメリットもあります。
4:拮抗条件付け
デジタルデバイスを使わない時間を楽しい活動に置き換えることで、習慣を変える。
というテクニックも活用しましょう。
嫌なこと+好きなこと→嫌なことが好きなことに変換される
これが拮抗条件付けです。
昔ありませんでした?注射を我慢したらお菓子くれるお医者さん笑
実はこの拮抗条件付けです。
これも非常に効果があります。
デバイスを触られないという嫌悪刺激を楽しいことで上書きしちゃうと言う作戦です。
社員教育、習慣づくり、子育てあらゆる現場で活用ができるので、ぜひ覚えてほしいです。
5:正(せい)の強化
デジタルデトックスを成功させるためにポジティブな強化を活用します。
目標を達成した際に、小さなご褒美を設定します。
例: デジタルデバイスを使わない2時間を達成したら、自分に好きな本を買う。
人間を含め、動物は行動の直後に自分にとって良い結果があれば行動を繰り返します。
ここに意識やマインドは関係ありません。
いかに行動と良い結果を結びつけることができるのか。が、行動を伸ばすことにつながります。
ここでは「本を買う」を例に挙げていますが、あなたの状態や状況によって報酬は変化します。
ご自身の状態を分析して、効果のある報酬を選択すると作戦がバッチリハマります。
6:負(ふ)の強化
デジタルデバイスを使わないことで得られるストレスの軽減を意識する。
例: デバイスから離れることで、ストレスや焦りが軽減されることを実感する。
行動を繰り返す要因には「不快なものが無くなることで自分に都合がいい」と言うものもあります。これが「負(ふ)の強化」です。
しょーもない連絡から解放される。
時間が奪われずに好きなことでリラックスできる。
こうしたポイントに意識を向けることで、喜びに繋がるわけです。
要は「嫌なことを避ける学習」です。
以上がデジタルデトックスの可能な限り負担を軽くするプランです笑
めっちゃ考えること多いやん
そらそうですよ笑
だって
デバイスに依存してる現代の経営者が、デバイス手放すことに挑戦するんですよ?
でもまぁ、一見複雑に見えますが生活習慣の中で取り入れると意外とすんなりいくものばっかりです。
と言うのも、これ全て「どう行動をするか」と「どんな環境を整えるか」だけの話ですからね。
言語化すると複雑ですが、いざやるとちょっとした変化を生活に取り入れるだけです。
一人じゃ難しいけどやりたい!
わかってるのにできない!
と言う方は、ぜひご相談ください。
一緒にデジタルデトックス組み立てましょう!
今日はここまで。
今回は長文でしたが、最後まで読んでくれてありがとうございました!
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