仕事のパフォーマンスを高める!

めっちゃ忙しいのに、前に進んでる感じがしない!とか思ってませんか?

日々、経営者に会っていると、こうした声を耳に挟みます。

おそらく、多くの経営者が同じお悩みを抱えているんだろうと思ってます。

でも

その忙しさって、やり方とか視点を変えるだけで、簡単に解決する問題かもしれません。

今日は、そんな現状維持のあなたに向けてパフォーマンスを上げるってお話をします。

適切な目標設定

コーチングや行動科学を使ったコンサルティングでは目標の設定って、やっぱりめっちゃ重要なんです。

でもね、

その目標設定が「適切か」を意識せないけませんね。

例えると

山登りし始めたばっかりの人間に

「エベレスト登ろうぜ!」みたいな目標を掲げても、結果って生まれないでしょ?

むしろ、大きすぎる目標は、行動の動機を削ぐ可能性もあるんです。

なので、

セッションで大切にしてることは目標達成に向かうまでのマイルストーンです。

中間目標を設定することで、進んでる方向性がぶれない確実に前進している
っていう感覚を持ちます。

この確実に進んでる感覚こそ、行動を維持する理由になるんです。

いやいや、櫻井さん。作ってるよマイルストーン。でもねぇ…

という方もいらっしゃいますが、その「でもね」が出ているってことは適切じゃないマイルストーンを作ってるんですよ。

「階段」って知ってます?

あれ上り下りする時に、急に段の幅が変わったら、普通に転びません?

階段の途中で壁なんか出てきたら、上にあがるのやめません?

マイルストーンを組んでるのに、行動が止まるってことは途中の階段の幅が急に変わったり、壁ができてるような計画になってる可能性が大。

マイルストーンは8割の力でクリアできるように意識して作ると行動にもいい影響を生み出します。

特に、4月5月なんかの、新しいスタッフが入ってくる環境の変わりやすい時期は、細かく設定がおすすめです。

明確な目標で成果を目指すことにこだわらない

さて。ちょっと常識から外れた話をしますね。

コーチングで目標を立てるとき、意識するのが「SMART目標」です。

もちろんですが、行動科学で行動を作るときも明確なターゲット行動を設定します。

どちらもめっちゃ、明確さが重要です。

でもね、行動の評価にはバッファがあった方がいいんです。

「評価として70点から上は全部OK」

例えば、新しいプロジェクト開始直後、
新しい環境、新しい人間関係、新しい技術

急激な環境変化で、いつも通りのパフォーマンスを維持できるのって至難の業なんですよね。

だからこそ、初期に関してはOKを出しやすく70点以上は全部評価する。

みたいな「幅」を持つんです。

これだけで、環境に慣れるスピードが全然違います。

また、次のステップにレベルが上がった直後も自己評価として70点以上はOKとするよう基準を下げます。

この時に注意しないといけんのが、これまで出来てたことの評価基準も一回下げてください。

あくまでイメージの話。

あなたは「刀」です。

カチカチに固まった鋼を熱すると、柔らかくなりますよね。
このうちは、形を変えやすいんです。

逆に冷えて固まると強靭な強度を持ちます。

・形を変えるときは熱する
・形を止めるときは冷やす

を繰り返すように、行動は変容します。

なので、冷やしてばっかりだと、負荷がかかりすぎるわけなんです。

これは危険。鋼でも折れてしまいます。
完璧主義を捨てて、明確さをコントロールするっていうのはこうゆうことなんです。

活動日誌の意味

日誌とか日記ってつけてますか?

今は、SNSがその役割になってるのもありますね笑

iPhoneユーザーは、アップデートでジャーナルってアプリが勝手にインストールされてますが、気づきました?

活動日誌を継続してつけてると、自身の行動パターンが見えてきます。

例えば、

19時以降はイラつきやすい。
22時になると集中が途切れやすく、朝方4時には集中しやすい

とかね。

しかも、これが1年とか前でも同じ行動パターンなら、これはもう、あなたの性質ってことになりませんか?

この性質を基にしたスケジューリングができれば、あなたのパフォーマンスって自然と高い状態で維持できるんですよ。

これってめっちゃ良くないですか?

チーム内のコミュニケーション

コミュニケーションコストが多い経営者の方もいらっしゃいますね。

あるSNSで

「余計な電話で俺の時間を奪うんじゃねえ!」

と叫んでる経営者もいました笑

すごいわかる…の思いを込めて超いいねを送っておきましたが笑

ただね、コミュニケーションっていろんな視点があるので

やっぱり奥深いんです。

相手と自分が使ってる単語が違ったら、それだけで伝わらないし。言った言葉しか、基本伝わらない。

なんなら人間が情報をとってるのは言葉より「見た目」って話もありますよね笑

コミュニケーションにおける言葉の重要性って全体の7%って言われてるんですよ?

もうこれって、カレーでいう福神漬けじゃないですか?
ちなみに、コミュニケーションで重要なのは視覚情報って言われてます。

気になる方は「メラビアンの法則」を調べてくださいね。

さらに絶望なのが

人間の記憶って20分後には58%の情報を忘れてしまう笑

これもちゃんと、研究されて証明されてるんですが、なんてやつか知ってます?

エビングハウスの忘却曲線

多分、一回は聞いたことあるかも。

だからこそ、何回も伝えるってのが正解。
人は忘れるものなので、1回で伝えるというのを諦めるのも大切。

でも喋る方からしたら、聞く側にはメモとってほしいですね笑

ポジティブな職場文化の構築

私の電子書籍でも触れてますが、良好な人間関係の職場では作業効率は格段に上がります。

それぞれが自発的な行動が出ますしお互いサポートする行動が生まれます。

だからこそ、経営者や現場を束ねる人たちには

「最近どう?」

を口癖にして欲しいんですね。

最近どう?の質問で、プライベートな話が出るのなら、その人の行動を変えていくのって難しくないんです。

でも

「別に何もないです」

って返答が来たら、たとえその人がミスして、あなたが叱ったとしても効果は期待できません。

関係値が低いと、罰は正常に機能しないです。
むしろ、回避行動や逃避行動が出やすくなるので、余計な問題が勃発します。

お互いの関係値を、ぜひ「最近どう?」で測ってみてくださいね。

ちなみに、私はこれで常にスタッフとの関係値をモニタリングしてました。

おかげで退職者も出さずにチーム作りができました。
チーム作りは仕事のパフォーマンスに直結です。

質問だけでパフォーマンス上げれるなら投資としてはリターンめっちゃ良くないですか?

今日はここまで。

最後まで読んでもらって、めっちゃ嬉しいです。
ありがとうございました!