毎日が変わる!行動科学を活用した自己管理術

お疲れ様です!櫻井です。
毎日忙しい日々を過ごされてる経営者の皆様

人も動物なので、季節の移り変わりで影響をもろに受けてしまうんで、注意してくださいね?

最近は梅雨入り間近で日照時間も少なくなってますから、気分の落ち込みも、普段より長引くことがあります。

全部、空が曇ってるせいですからね!

さて、今日はそんな曇りの毎日でも左右されない行動科学を使った自己管理術のご案内です

先延ばしを防ぐ

過去記事でもあった「先延ばし」

作業が進まんだけじゃなくて、精神的なダメージもありませんか?

「またYouTube見てしまった。。。」
とか、あるあるかと思います。

行動科学でアプローチしてみましょうか。
先延ばしの原因を理解するにはABC分析を使います。

A:先行刺激(きっかけ)
B:行動
C:結果

この時系列で、行動は学習され成立します。

A:ボリュームの大きい仕事を取り掛かろうとした時
B:Youtubeを開いてしまう
C:Youtubeを見てしまい、作業が始まらない

これによって、行動が繰り返されているとします。

いろんな視点で行動を分析しますが
ポイントは、すでに出来上がっている先延ばし習慣ですから

  • 報酬がどのくらいの頻度で出ているのか
  • YouTubeの設定が自動再生になっているか

あたりをチェックします。

報酬が作業に対して、あまりに少なければ行動は繰り返されるわけないですし、辛いと分かってて、気分良く始めれるわけないです。

さらにいうと、仕事のスタートを避けた先がYoutubeの学びになるコンテンツ。
しかも自動再生で1本見終わったら勝手に好みの動画が再生される。

って感じですよね笑

今からすぐにできる環境設定だと

・デッドラインを明確に表記する
・公言する

が手軽でいいかと思います。

デッドラインを公言するなら、自分の大切な人との約束にしてしまうのもアリですね。

達成感を感じられる報酬を設定する

達成感って密の味ですよね笑
むしろ、これ感じれんかったら、何のために仕事してるんやってなります。

ただ、大きい達成感ばかりだと、先延ばしや、腰が重くなる要因につながります。
サボり癖とかそういう問題ではなくて、行動の仕組みとして、そうなってしまうんですね。

小さな達成感を得られるような仕事のスケジュールの構築を意識するだけでも、その後の行動は大きく変わります。

制約と誓約

これまでブログで伝えてきた内容は、基本的な行動の仕組みを利用したコーチング的なイメージです。
…が、行動力をグッと上げて大きなエネルギーを出すには、それなりの環境づくりは必須。

そこで、自らにルールと覚悟を課すことで、持っている力を最大限に発揮させます。

期限を決める。だけではなく
期限を守れなかったらどうするのか。

リスクを背負うことで、行動する力に反映させます。

行動科学では「リミテッドホールド」という理論です。

リミテッドホールドは、行動分析の理論の一つで、特定の行動の持続時間を評価するための手法です。

この手法では、特定の行動が一定の時間以上継続しているかどうかを観察し、その時間をリミテッドホールドとしてカウントします。

そしたら、リミテッドホールドを会社経営者が自分自身に使う場合を考えてみましょうか。

あなたは自分自身を管理し、ビジネスの成功を追求している経営者です。
自己管理や業務効率を向上させるために、リミテッドホールドを使ってみましょう!

例えば、あなたが自ら設定した重要な業務や目標があるとします。

それを達成するために、一定の時間(例えば1時間)以上集中して取り組むことが必要ですよね?

この場合、リミテッドホールドを使って自分自身の作業習慣や集中力を評価することができます。

具体的には、自分が設定した業務や目標に集中して取り組んでいる時間を見ます。

もし自分が1時間以上継続して業務に取り組んでいれば、その時間をリミテッドホールドとしてカウントします。

しかし、自分が1時間未満で何度も中断してしまっている場合は、その時間はリセットされ、再び1時間以上の集中作業が始まるまで待たなければなりません。

この方法を使うことで、自己管理能力や業務遂行能力を客観的に評価することができるんです。

で、ここから自身の業績向上や効率化のために、改善策や調整を行うことが可能になります。

結構、強制力のある手法です。
決められた期限で成果を出す時には有効的です。

今日はここまで!
ありがとうございました!