もし、限られた期間の中で
これまで立てていた目標より遥かに高い目標が達成できれば
あなたの人生ってどんな変化を起こしていきますか?
例えば
こんな未来が1年で達成できれば最高じゃないですか?
今日は、高い目標を達成するための方法や注意点を解説したいと思います。
高い目標は誰でも達成できるのか?
まず、高い目標は誰でも達成できるのか?結論からいうと
達成できます。
そもそも、私たちの毎日の行動って何かしらの目的や意図があるわけです。
現実、元ZOZOの社長だった前澤さんは、一般の方(一般というと違う気もしますね笑)ですが、宇宙旅行という高い目標を達成されてます。
同じ人間にできるなら
当然私たちにもそうした可能性があることは明確です。
でも、どうして高い目標を設定した方がいいんでしょうか?
日々、暮らしていけるだけで良いなら、わざわざ高い目標なんて必要なさそうに感じませんか?
高い目標を設定する理由として、3つ挙げられます。
例えば、自分の周りにプラスの影響を与えることができる。だと
人に慕われて、輝く父親 vs 人から疎まれて、愚痴ばかりの父親
どちらが、家族や我が子にプラスの影響が出るかは、一目瞭然ですね。
こうした意味でも、高い目標は設定しておくと良いと考えています。
ですが、実際に高い目標を設定してしまうと
「達成できるか不安」
「達成できないかもしれない」
という考えもよぎってしまいますよね。
これをどう克服するかというと、2つのポイントを押さえることが重要です。
この2つのポイントを押さえておくと、余計なブレーキがかからないので、目標達成に向けて集中力が途切れることなく、継続していくことができます。
余計なことを考えるな。
という話ですね笑
高い目標を設定するための3ステップ
では、実際に高い目標を設定するには、どうしていけばいいんでしょうか?
本当に良い高い目標を設定することができれば、人生が大きく変わるほどのインパクトを得られます。
ですが
間違った設定方法をしてしまうと、絵に描いた餅になり時間の無駄なので要注意。
実は、僕も昔はよく「間違った高い目標設定」をしてました笑
ほんと、SNSで小耳に挟んだ方法をトライして、何度も挫折してます…でも、実は、ちゃんと方法があるので、それを紹介しますね。
なぜ現実的な目標ではなく、高い目標に設定するのか
高い目標設定をする理由は、大きく2つあります。
1つ目は、恐怖やリスクです。
僕たちがよく設定している目標なんですが
「現実からの延長」として設定してしまい気味です。
これは、今を起点として考えているので目標設定をするときに
「こんな制限があるな」
「現実的に、これは取れない手段だな」
みたいな、制限をかけてしまいがちになります。
ですが、実際には僕らの人生の時間は限られているので、本当にしたいことを横に置いての我慢した目標設定になりがちです。
では、聞きますね?
1回しかない人生、我慢した人生がいいか、我慢しない人生がいいか、どっちですか?
もちろん、例外がない限り後者を選ぶかと思います。
ですが、実際に目標設定するときは「現実的」を選びがちになります。
2つ目の理由は「現状維持をしたから」です。
多くの方が口では「変わりたい!」と叫んでますが、実際に行動に移す方は全体の3%くらいと言われてますよね?
これは、心理学でも研究されている「現状維持バイアス」がかかってるから。
僕たちは今生活できているのなら、それでいいや。と内心考えています笑(無意識レベルでね)
そうすると「変化する」はリスクを取ることになるわけですね。
僕たちは、今ある快適な環境を手放すことになるので「痛み」を感じます。
この痛みは、報酬をもらった時の2倍行動に影響を与えるという研究データもありますので、あなたの行動を大きく制限するものと覚えておいて欲しいです。
という僕自身が、この現状維持バイアスで時間を無駄にした人なので、これは強く伝えたいです笑
少しキツイ言い方になりますが「変化しない」は死人と同じですからね。
目標を達成するための行動計画を作る
高い目標を掲げる!となると、ぶっ飛んだ目標を立てがちです。
3年前の僕は「無人島を買いたい!」とか、訳のわからないことを言ってましたから笑
では、今から高い目標を設定するにはどうすればいいか。
まずは、SMART理論を意識して目標を立ててみましょう。
SMART理論は、コーチングなどの場面でも使う適切な目標設定をする際の方法です。
この5つの設定をしていくことで、高い目標を詳細に設定することができます。
この記事を書いているのが2024年の11月なので、ぜひ2025年の目標はSMARTで設定してみてください笑
ただ、注意が必要です。
確かに高い目標を設定できるんですが、達成できない目標には意味がないので、叶えたい理想と可能性のバランスは取ってくださいね。
やり方が全くわからなくて、最初の1歩も出ない!みたいな状態の目標を立てても、僕みたいになってしまいます笑
行動科学をやっている身からすれば、2割くらいの全体像が見えていたら何とかなりますので、その感覚を参考にしてもらえるといいかと思います!
心に火をつける「未来ビジョン」の描き方
コーチングをしている友人の経営者が口すっぱく熱弁していたのが、心の火です。
「櫻井さん、目標はワクワクしないとマジで意味ないですよ!」
とコーチング大好きな友人は、お酒の力を借りて僕に語りかけました笑
確かに、ワクワクって行動の動機としては非常に強力ですよね。
このワクワクさえ作ってしまえば、高い水準で行動の維持も可能です。
では、ワクワクをどうやって描けば理想的な未来ビジョンになるんでしょうか?
ポイントは「その後の姿」です。
なので、高く設定した理想が叶った「後」の未来をイメージできると、めっちゃいいですね。
実際に、僕のお客さんにも「後の未来」をイメージするワークをしています。
これだけでも、高いモチベーションが自分の中から生まれてきます。
だって、全ての行動がそこにつながっている感覚があるんですから、楽しいに決まってますよね笑
高い目標を妨げる障害を乗り越える方法とは?
高い目標を掲げたときに「自分では無理かもしれない」って思うことありますよね。
実はこれ、僕も経験があるんですが…
改めて掲げた目標を見返すと「自分の価値観」に沿ってなかったりします。
本当に目指したい!っていうワクワク感がなかったり、具体的なイメージが起きてこなかったり。
なので、魅力的に見える目標なんですが、ベクトルが違っていると「無理かも」となってしまう訳です。そもそも、本当に達成したいとなれば、その「無理」すら楽しみになってきますから。
こうして、壁にぶつかることも行動をすれば多々あるかと思います。
でも、壁にぶつかるというのは行動をしているからぶつかっているので、いわば成長をして前進している証明でもあります。
こんな感じで、物事には良い面と悪い面が必ずあるので、いかにポジティブに言い換えるかが重要になってきますね。
これを「リフレーミング」と言ったりします。
今では、chat GPTもあるので、うまく活用すれば良い言い換えも簡単に見つけて準備しておくことができますね。
失敗を成長の糧にする方法
上であったように、行動をしているから失敗するというのは、表裏一体の関係です。
なので、失敗との向き合い方を考えておくことが諦めや挫折しないために大切となります。
そのために重要なことは「スモールステップ」ですね。
そもそも、僕たちは現状維持を好む省エネな生き物なので、一気に変化をしようとすると大きなストレスを抱えてしまいます。
強いストレスやプレッシャーは、ときにパフォーマンスを大きく下げてしまいますので、失敗の原因にもなります。
そこで、失敗を成長の糧にするポイントを考えてみましょう。
1つ、失敗のダメージを最小化するためにスモールステップを意識する。
2つ、失敗を繰り返さないために振り返りの習慣を身につける。
失敗はあくまで結果です。
なので、どの行動やプロセスが失敗を生んだのかは分析可能です。
失敗につながる行動は分析して早めに修正することで、最短で目標達成まで進むことができます。
周囲からのサポートを引き出す方法
1人では、達成できる目標にも限界があります。
もちろん、1人で手早く物事を進めることで、想定していた期間を短縮しながら、さらに高い目標に向かうことはできますが、複雑な目標であるほど「周囲からのサポート」は非常に重要ですよね。
そこで「発信」という習慣を身につけることで、より複雑な目標達成をするためのサポートを受けやすい環境を作ることができます。
よし!じゃぁSNSで発信を習慣化してみよう!
というわけではありません。
ここでいう発信とは
「助けて!」
です。
自分が抱える課題を1人で解決しようとするのではなくて、周りの優秀な人に助けてもらう。
この助けてもらう習慣を身につけることで、より遠く複雑な高い目標に挑戦することができます。
高い目標を現実に変えるのは、あなた次第
さて、最後に必ずお伝えしたいこと。
高い目標であろうが、低い目標であろうが、行動しないことには全く意味がありません。
行動にこそ、実現させるための価値ある変化を生み出す唯一の方法です。
この行動はスモールステップでOKです。
大きなことをしようとして気合を入れる必要も全くありません。
変化をしていく意図と行動を一致させることで僕たちの高い目標達成の実現性はグッと上がるんです。
2024年もあとわずか。
2025年は、今よりさらに加速した時代になると予測されます。
変化を許容して、どんどん行動しましょう。
行動する人を応援しています。
ではまた。
櫻井
①Specific(具体的に)
②Measurable(測定可能な)
③Achievable(達成可能な)
④Related(経営目標に関連した)
⑤Time-bound(時間制約がある)