【今日からできる】パーキンソンの法則に対抗できる捗る仕事術3選

質問

いつも頑張っているのに、忙しい。
この原因はなんだと思いますか?

答えは

手持ちの時間を最大限に使ってしまっているから

こんにちは。
行動デザインコンサルの櫻井です。

今日は
「頑張って働いてるのに楽にならない」
という方向けに、それを克服するための

「捗る仕事術」
をお伝えします。

正直、このブログを読んですぐに実践できるものなので、最後まで読んでくださいね

パーキンソンの法則とは

この法則を一言で言うなら

「与えられた時間を使い切る行動の特性」

です。

あのお客さん、いつも期限ギリギリに資料を提出してくるよなぁ…

みたいな経験、ありませんか?

これがパーキンソンの法則です。
私たちって、与えられた時間を限界まで使おうとしちゃうんですよね。

夏休みの最後の1週間になるまで宿題しない。

みたいな感じです。

これが仕事となると、超やばいですよね。
どんどん、仕事が遅くなります。

結果的に、お客さんも離れちゃいますし、収入も減少。
「ビジネスとしての信頼は、速度に表れる」という経営者もいるくらい、時間は重要です。

今日から使える捗る仕事術3選

さて、このブログを読んでいるってことは、頑張っているのに忙しい悪循環の中にいるのかと思います。

そんなあなたに、パーキンソンの法則に対抗できる「捗る仕事術」を伝授しますね。

そもそも、

この法則は私たちが生まれ持っている行動特性なので、争うのは非常に困難です。

なので、その解決策として同じ「行動」を扱う、行動科学をお勧めします。(というか、これしかない)

その行動科学を使った捗る仕事術は3つ

  • 強化の原理
  • シェイピング
  • ポモドーロ・テクニック

どれもが強力に、あなたのお仕事をサポートします。

強化の原理とは?行動を増やすカギ

あなたも、普段「行動する」ことがいかに大事かは知っていますよね?

でも、その行動を続けたり、もっと頑張ったりするには何が必要だと思いますか?
それが「強化の原理」という考え方です。

強化の原理

強化の原理は、ある行動がもっと起こるようにする仕組みです。どういうことかというと、何か良いことが起こったり、嫌なことが無くなったりすることで、その行動をまたやろう!と思う気持ちが強くなるということです。

例えば、次の2つの方法があります。

  1. 正の強化(Positive Reinforcement)
    • 良いことが起こった後にご褒美をもらうと、その良いことをもっとやろうとします。

      例えば、営業で良い点を取ったら金一封が出たとすると「もっと営業しよう!」と思いますよね。
  2. 負の強化(Negative Reinforcement)
    • 嫌なことが無くなると、その行動を続けたくなります。

      例えば、雑務を早く終わらせると部下に「まだですか?」って言われなくなると、次からも雑務を早く終わらせようと思いますよね。(最近は部下が強いですね)


この強化の原理を使うと、何かを頑張る理由が増えるので、作業や仕事など、毎日やるべきことを続ける力になります。

シェイピングとは?目標達成に向けた段階的アプローチ

聞きなれない言葉ですよね

組織や個人の目標達成に向けた行動を段階的に育てていく方法です。

新しいプロジェクトや業務改善を進める際、
いきなり完璧な成果を求めるのは現実的ではありません。

そこで活躍するのが、この「シェイピング」の考え方です。

シェイピング

シェイピングは、最終的な目標に向かう途中で必要な小さなステップを一つ一つ強化しながら進めていく方法です。
つまり、大きな目標を達成するために、細分化された目標を設定し、それぞれの達成を積み重ねていくアプローチです。

パーキンソンの法則では、与えられた時間を最大限まで使ってしまう行動特性がありましたが、シェイピングを使って「切り替える」という行動を徐々に形成することで

「気づいたら無駄に作業をしていた!」

を回避できます。

ポモドーロ・テクニックとは?効率的に仕事を進める時間管理法

これは、もはや有名すぎますね笑

まさに、日々の業務が多忙で、効率よく仕事を進める方法を模索されている方にとって、このテクニックは非常に有効なツールになります。

ポモドーロ・テクニック

ポモドーロ・テクニックは、短い時間に集中して作業を行い、その後に休憩を取ることで、生産性を最大化する方法です。このテクニックの基本的な考え方は、作業を区切って行うことで集中力を維持し、効率よく仕事を進めることができるというものです。

そもそもですが、

このテクニックは長時間働くためのものではなく、短時間で結果を残すための技術なんです。

今回のパーキンソンの法則に対しての対抗手段。と言うわけですね。

また1つ目に紹介した「強化の原理」とも、非常に相性が良いので、さらに大きな成果を期待できます。

強化の原理で特定の行動頻度を増やす

シェイピングで理想の状態に変化させる

ポモドーロ・テクニックで最短で成果を出す

この3つの連携を取ることで、あなたが生まれた瞬間から持っている

「時間を無駄に使ってしまう特性」

に、対抗できるようになります。

どれもこれも、今日から使える手段なので活用してくださいね。

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