行動科学を使えば、好きな行動は増やして、余計な行動は減らすことができるようになるんですが、これをどう活用したらいいか?って、よく質問にあがります。
強いて言えば
「習慣化」
なんていかがでしょうか?
行動と習慣て、イメージしやすくて相性いいと感じてるのは私だけでしょうかね?笑
今日は行動科学に裏付けされてる効果的な習慣化に使えるテクニックを紹介しますね。
ポジティブな強化
行動が繰り返されることを「強化」と言います。
行動科学の視点では、行動の結果が行動を繰り返すかを決定する。という視点が基本なので、望ましい行動には「報酬」を提供すると効果的です。
例えばですが、運動後のシャワー
他にも水分補給、好きなドラマをみる
など、わかりやすいものが良いです。
運動後というシーンであるなら、私のおすすめは「口にするもの」。
例を挙げると水。プロテインなんかも良いですね。
これはその人の状態で効果が変わりますが、運動後なら十分に報酬として機能すると思います。
健康的な習慣は人生をいい方向に導きますから、ぜひ身につけたいですね。
ちなみに私は運動が苦手なので腹八分目を習慣にしてます。笑
タスクの分割
行動を習慣に落とし込むときに、報酬が大切ですよ!って言いましたが、実は本質的なとこで言うと、何回行動を起こしたかの方が重要って考えてます。
イメージですが、頑張った報酬として100万円を一括で渡すより、日々頑張っている行動1回につき1万円、合計100万の方が行動の学習は進みます。(あくまでイメージ)
経営者であれば、休憩の習慣がない方も多く見ますので、ポモドーロテクニックで仕事と休憩の相乗効果も狙えますね。
他に、時間がかかる大きいタスクは細分化するのも良いですね。
過去には、苦手な大きいタスクを細分化して、小さい達成感を増やすと言うアプローチも効果がありました。
具体的には経営者のブログ更新。
HPの閲覧数や検索回数を増やすのに更新回数を上げたいって要望です。
年間で2記事書いていた執筆頻度を、年間24記事まで増やすことができたので、お客様にも喜んでもらえました。
机の上の環境問題
ほんと、環境って重要ですよね。
特に一番身近な環境問題が、机の上が散らかっている。
現代はSNSの副作用で、集中が長続きしにくいようになってるって聞いたことありますか?
SNSでどんどん流れてくる情報を注意散漫に次から次に流していく。
これを普段から教育されてるんです。
なので、仕事をする机が散らかっていると、注意散漫になって作業効率下がっちゃうんですね。
片付け習慣
なんかも作ってしまえば、仕事だけじゃなくて私生活も大きく変化でそうですね笑
ご自身が身を置く環境を選ぶ
これも自己管理の技術と言うことですね。
3つの条件づけ
習慣を作るときに、私がいつもお伝えするのが3つの条件づけ
①場所の条件づけ
②時間の条件づけ
③行動の条件づけ
この3つの決まったパターンと、習慣化したい行動を組み合わせると、比較的苦労せずに習慣化に繋げれます。
例えば、私が実践してるもので言うと、「水分補給」の習慣を作るのに、②を使います。
パソコンに触るときに、必ず水を入れたグラスを手元に置いておくようにしてます。
そしたら、パソコン触る時間が水分補給の時間になるんですね笑
特に仕事柄、パソコン触る機会が多いので、水分補給の頻度は3倍くらい改善されました。
考えない
最後に重要なのが「考えなくてもできる」と言うレベルから開始することです。
考えるって、結構なエネルギー使いません?
なので、自然と避けてしまう傾向にあります。
特に省エネな人間は、この辺が顕著に行動に影響されますから、ハードルをいかに低くするかが重要です。
なんなら、習慣は頭ではなく、首から下で作る ってイメージです笑
体に覚え込ませられるくらい、簡単なことから刷り込ませる。
考えてやるなんて、レベルが高すぎなんですね。
今日はここまで。
ありがとうございました!
元イルカの調教師で、応用行動分析学を使った行動デザインコンサルタントの櫻井 祐弥です。