PROFILE
時間を生み出す
行動デザインコンサルタント
さくらい ゆうや
櫻井 祐弥
【基本情報】
・1987年11月20日誕生
・大阪出身 / 沖縄在住
・妻と息子2人の4人家族
・20歳で沖縄移住
・イルカの調教師として12年間活動
・魚アレルギーで退職後、独立開業
・有限会社を引き継ぎ、代表取締役に就任→経営者へ
【実績】
・応用行動分析学を使った業務経験17年
・クライアントの月の稼働時間を170時間削減
・電子書籍Amazonランキング1位
櫻井 祐弥って
何をしている人?
32歳でイルカの調教師を退職し、現在は行動デザインコンサルタントとして活動しています。
行動デザインコンサルティングでは、主にイルカに使っていた応用行動分析学(以下、ABA)を軸にして、コーチングや仕事術・人材の確保定着教育評価など、相手に合った目標や課題への取り組み方を模索します。
コーチングと聞くと、心からのアプローチという視点になりますが、心と行動の両輪を回すことで、現状維持から脱出を図ります。
私の考えでは「行動から心理にアプローチをする」を心がけているので、行動が出やすい環境を整えたり、行動のパターンや習慣を変化させることが主なお仕事になります。
それによって、経営者個人から組織の課題を一貫してサポートをしています。
応用行動分析学(ABA)とは?
人間を含む動物の行動原理を研究する科学。教育やスポーツ、企業コンサルティング、リハビリ、老年学など、さまざまな分野で活用されています。特に、自閉症児や発達障がい患者の問題行動改善に役立つことがわかっています。
ABAは、問題の本質を的確に把握し、適切な改善策を見つけるのに役立ちます。
現在サポート中のお客様は、事業主/フリーランス/法人など個人・企業問わず忙しく時間のない方の行動をコンサルティングしております。
My Story
櫻井 祐弥のこれまでを綴ります。
どうぞ暇つぶし程度に
お付き合いください。
始まり
前出の通り、イルカの調教師という特殊な仕事をしていました。
幼少期から動物が好きで、中学生になる頃には「動物の仕事をする」という夢を持っていました。カブトムシやハムスター、ニワトリや野鳥まで、家で飼育するような少年だったので、当然のように高校は農業高校を選択。
しかし、ここまで動物と関わってきておりながら、5歳の頃には動物アレルギーを持ってしまい、関わる動物のほとんどに体が拒否をする状態で過ごしていました。(羽毛とブタの毛はOK)
それでも、夢のために農業高校に進学。
農業高校は、授業以外に「実習」があり、当番制で休日関係なく登校して動物の飼育管理を行います。なので、動物アレルギーを持っていた私にとっては地獄の環境でした。(特に夏場…)
ほぼ365日学校にいるような状況で、18歳の進学の時に
「毛の無い動物を選ぼう」
と、決意。(アレルギーでしょっちゅう倒れる同僚とか嫌でしょ?)
結果、イルカの仕事をするために専門学校を選択し、沖縄でイルカの調教師としてデビューしました。
一歩踏みだすきっかけ
イルカの調教師になって、7年目。
体に変化が起き始めます。炎症や痒みなど、明らかなアレルギーの反応。
そこから一気に現状は悪化し、瞬く間に日常生活が難しい状況までアレルギーが進行します。
当時、1日100キロ以上の魚を扱う仕事をしていました。
全身の痛みと痒みの結果、毎晩座って寝る状態を過ごし、日中は沖縄の太陽に晒され、海水を浴びる日々。(傷口に沖縄の海水って染みるんだよ)
その結果は明白で、最終的に入院することになりました。血液検査の結果、身体の炎症度合いを調べる数値は通常の500が6,000代まで上昇し、全身の皮膚の95%が炎症している状態になりました。
これがきっかけで、自身の限界を感じました。天職と思っていた仕事は、体が拒絶するという形で12年間のお仕事を退職することになりました。(この後、5年以上やり続けました笑)
でも、13年間もの間イルカに行動を教えたABAの知識や経験を活用しないというのは、受け入れられない!(普通にもったいない)
「この経験を、どうにかして形を変えて人の役にててることはできないだろうか?」
を考えた結果、現在の「忙しい人の時間を生み出す行動コンサルティング」というお仕事を作るきっかけになりました。
現状維持の辛さ
お恥ずかしながら、32歳にして突然独立をした私ですが、それまでビジネスという部分に関してはほぼ触ることがない状況でした。
周りにはフリーランスの友人が多数。
近くの大型書店には、フリーランスになるためのビジネス書が多数。
こうした味方を増やし、手探りで自分の仕事の構築を開始しました。
当時、長男が生まれたばかり。維持費のかかるアパートを退去し、妻の実家に上がり込み新しい1歩を踏みだすことにしました。
もちろんですが、結果がすぐに現れるなんて都合の良いことは起きず、ABAの認知度の低さも相まって、収入0の現状維持が2〜3年続くことになります。(きつかった)
当時は、子育てママ向けに褒め方講座や、フリーランス向けに自分の褒め方講座を開催するような感じで動いてました。(参加費無料とか笑)これじゃ生活なんて、全然安定しませんよね。ただ、課題解決はできるし、喜んでもらえる。
前に進んでるはずなのに、同じ景色を見続ける。といった状況です。
マラソンで言うなれば、走り続けてるのに延々と20キロ地点の看板が現れる…そんな感覚でした。
無料のモニターを何人も募集し、サポート内容ややり方を変えつつ提供できる価値を上げる日々。(簡単には上がらない…)
そこから、コーチングや心理カウンセリング、仕事術などを学び取り入れつつ現在の形となっています。(裸フリーランスデビューしてから4年かかった)学ぶために、乗ってた車を売って勉強代の頭金にしたりしました。
変化の兆し
さて、ここに至るまで3年もかかりました。(かけすぎ)
そこで、とあることで気づきます。
ABAって自分に使えるんじゃない?
今までイルカに使っていたABA。
人に使っていたABAやコーチングを全部自分に使ってみよう!
ということで、自身の行動分析を行い「環境」について考えることを始めました。
人の行動は「環境」に大きく左右されます。
昨今、SNSでもよく目にしますが人の行動を「意思」に頼ると大体、碌なことになりません。
そこで、自身の置かれた環境を変え、目標を努力なく達成する道筋を行動から考えた結果、少し生活にも変化が…!
『この調子ならいけるかも!』と思った矢先…
第二子の妊娠発覚
大ピンチです。日に日に大きくなる妻のお腹。大きくなる長男。上がらない収入。
当時の焦りは半端なかったです。
しかし、この環境の中で「行動」に焦点を当て「目標と課題」をコーチングで意識したことで、再現性のあるチャンスを生むことができるようになりました。
『これはいける』
と確信を感じたのは、これがきっかけでした。
(お世話になった方々に改めてお礼を言いたい。ありがとうございます!)
その結果:現在
これまで、無心に行動をすればするほど泥沼にハマっていましたが、改めてABAやコーチングを使って自身の行動を分析。(13年の経験はちゃんと生きてた。)
現在は、企業やフリーランス、個人でお仕事をされている方の 時間を生む行動のコンサルタント として、多くの縁に恵まれる状態になりました。
なぜ、「時間」に価値を置いたのか。
あなたにとって時間ってなんでしょう?
時間の価値は人それぞれ違いますが、私たちは時間に対して2つのルールの中で人生を生きています。
1:時間は生きている人全てに平等に与えられている
2:失った時間は戻らない
この2つは、生きる私たちにとって、非常に重要なことです。
ですが、実際には「忙しさ」によって、人生と言い換えられるほどの大切な時間を、知らず知らず失っている現状です。
さらに最悪なのが、この時間を失う行動が習慣となって、失続けるということ。
もしあなたが、時間を手に入れることができれば、新しいチャレンジによって世界の問題を好転できる素晴らしいプロダクトを生むかもしれません。
特に経営者の時間は重要と感じます。
出会った経営者の話を聞くと、時間さえあれば社会課題の解決をするアイデアを形にできる行動力があると感じます。
時間を生むことができれば、大切な家族や友人との時間を楽しみ、人生の豊かさを手にすることができます。
抱えているスタッフの人生の幸福度も変わるでしょう。
だからこそ「時間」を生む行動デザインコンサルとして活動しています。
これから目指すところ
私自身、現在のこの仕事を天職と思っています。(イルカの仕事でしていたことの延長な気分。)ご縁のある方の行動を改善し、時間を生み出すことに喜びを感じますし、変化を感じているお客様からも、嬉しい言葉をいただいています。
しかし、どこかで限界が来るはず。
1人で行動の分析をするには、やはり限度があるでしょうし、100人のお客様を持つなんて、現状無理。(はっきり無理。)
そこで会社を立ち上げて、いつか来る仲間を迎える環境を作りました。
目指すは「元イルカ調教師が集まる行動コンサル集団」です。
イルカの調教師は、イルカに言葉を使わずに行動を変える技術と知識を持っています。しかし、ハードな業務のため退職する人もたくさん。
実は日本には、「人の行動を変えることのできる人」が埋もれている状態です。この人材鉱脈を発掘し、行動から世界を良くすることを目指します。
現代は、ストレスフルで時間を失いながら頑張り続けることを、みなさん当たり前のようにしています。(本当にすごい事と思います)
でも、一生頑張り続けることってできるのでしょうか?あなたの今の頑張りは、あと60年続きますか?
人生は100年といわれます。100歳まで頑張れますか?
私は「時間」を味方につけて人の幸せを模索する、この仕事に手応えを感じています。これからも、ご縁のある方と素敵な未来を行動から作っていきたいと考えています。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。
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応用行動分析学を使った「ほめる」教育なら、言葉を使わずとも相手の行動の増減をコントロールできます。しかし応用行動分析学がどういったものなのか、一般的にはまだまだ知られていません。本書を読んで、応用行動分析学や「ほめる」教育について、正しく知って活用するきっかけになれば嬉しいです。